カテゴリ:6年
6年生国語「ぼくの、ブック・ウーマン」
新しく国語の教科書に入ってきた「ぼくの、ブック・ウーマン」物語文です。今までの物語文では、「登場人物の気持ちの変化を読み取る」や「登場人物同士の関係性に気づく」など、物語の内容に重点をおいてきました。しかし今回の『ぼくの、ブック・ウーマン』は、「物語を通して、自分の読書経験を豊かにする」ことが目標になっています。自分の読書経験につなげていこうという学習なのです。最初の授業では、自分の読書経験を聞きました。「毎日読んでいる」「本を読むと落ち着く」というこどもたちもいれば「家でもまったく読まない」「正直、あまり好きではない」という答えのこどもたちもいました。
「ブック・ウーマン」は、1930年代のアメリカに実際にいた人たちです。馬に乗って、山岳地帯(近くに学校や図書館がない山奥)の家庭に、大雨の日も、雪の日も、極寒の日も、本を届ける女性図書館員のことです。6年生のこどもたちは、その事実を知り、驚いていました。学習の最後は「自分にとって本はどういうものか」「本を読むとどんな気持ちになるか」など、『自分と本』をテーマに詩をかきました。(ちなみに、「本」という言葉は使わない。という難題をつけました)
いくつか紹介します!
さすが6年生。6年間、たくさんの言葉を学習してきただけあります。読書離れが懸念されている現代ですが、時間があるときにタブレットやゲームではなく、たまには本を手に持ってほしいですね。口に出す言葉も、文字にする言葉も、大事にしてほしいです。みなさんにとって本はどういうものですか?
公開日:2024年12月24日 13:00:00
更新日:2024年12月24日 21:39:04