【タイトル】
6年生国語の学習「やまなし」宮沢賢治【本文】
人間も、動物も、植物も、みな平等に、生きているものすべてを幸せにしたいと考えていた宮沢賢治。そんな宮沢賢治の作品「やまなし」が、国語の教科書に載っています。初めて読んだとき、8割のこどもたちが疑問に思う「クラムボンって?」。宮沢賢治の独特なオノマトペや、不思議な言葉に魅力を感じています。 「クラムボン」とは何なのか、それは答えがありません。しかし、カニたちの会話や、川の中の様子、情景描写や叙述に基づけば、自分なりの答えを出すことができます。 「クラムボンは笑ったよ。」 「クラムボンはかぷかぷ笑ったよ。」 : : 「クラムボンは死んだよ。」 「クラムボンは殺されたよ。」 : : 「クラムボンは笑ったよ。」 「笑った。」 何とも不気味なシーンですが、笑った→死んだ・殺された→笑った の流れには「魚」が関係していることにこどもたちは気づきました。 自分の考えをもち、友達との意見交流・議論の時間も設け、最終的な自分の考えもまとめました。 多かった考えは「太陽の光」「カニがはいたあわ」「魚」でした。それぞれが根拠を明確にし、楽しく議論しながら答えを導き出していました。【添付ファイル】
この記事に添付ファイルはありません。